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カラダ
2017年9月7日

ピルの休薬期間は7日取らなければならない? 早めたいときは…

避妊・ピル


松村圭子
この記事の執筆者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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お悩み


「ピル服用中です。 休薬期間についてお聞きしたいです。
休薬期間は、7日取らなければ駄目ですか? 旅行の予定などで早めたいときがあります。
7日より短くしても大丈夫ですか? 」

30代後半
MAさん


回答


MAさん、こんにちは。現在ピルを服用しており、休薬期間は7日取らなければいけないか、というご相談ですね。
まず、ピルについてご説明しましょう。

●そもそもピルとは?


ピルの休薬期間は7日取らなければならない? 早めたいときは…

ピルは、「エストロゲン」と「プロゲステロン」という二つの女性ホルモンの合剤で、通常は21日間ホルモンの入った錠剤を内服し、その後7日間休薬、もしくは偽薬を内服します。
そして、休薬期間の間に月経(医学的には「消退出血」といいます)が起こります。

●ピルのサイクルを調整する方法

通常は、このサイクルを繰り返すわけですが、例えば旅行の予定などがあって月経の予定を3日早めたい場合は、本来なら21日間ホルモンの入った薬を飲むところ、18日間で内服を中止して1週間の休薬期間に入ります。

逆に、月経の予定を3日遅らせたい場合は、21日間ホルモンの入った薬を飲んだあと、新しいシートの3週目の錠剤を3日間内服したのちに、1週間の休薬期間に入ります。

このように、ホルモンの入った薬を飲む日数を調節して、月経開始日を移動させることができるわけです。

●休薬期間は、必ず1週間取らなければならないというわけではない

ただ、必ずしも休薬期間を1週間取らなければならないというわけではありません。
休薬期間を短縮しても構いませんし、場合によっては休薬期間を置かないで飲むこともあります。

基本的に、21日間ホルモンの入った薬を飲んで、1週間休薬すれば、月経周期が標準的な28日になる、というわけなのです。

ピルは、避妊効果はもちろん、月経不順や月経痛、過多月経、にきびなどの改善が期待できるだけでなく、月経を移動させて旅行や結婚式など大切なイベントに月経が重ならないようにすることができます。うまく活用して快適に過ごしたいですね。
これらのアドバイスが、MAさんのお役に立てれば幸いです。
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