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カラダ
2017年12月28日

批判的なことをよくいう人は、認知症になりやすいって本当?

脳の疲れ・病気


この記事の執筆者
Supabo-スーパーボディ-編集部
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「友人から『批判的なことをよくいう人は、認知症になりやすい』という記事の話を聞きました。
それって本当ですか? もし、本当ならどうしてですか?
私はよくテレビを見たり、何か経験したりしたときに、よく批判したり突っ込んだりする性格です。最近物忘れもひどくなって不安になりました。どうぞよろしくお願いいたします」

金魚花火さん



回答


批判的なことをよくいう人は認知症になりやすいって本当?

性格や生活態度が認知症の発病リスクになることが、様々な調査でわかっています。
例えば、「誰も信用できない」と強く信じている人は認知症の発病リスクが3倍になります。また、他の人への不信感が強い皮肉屋もやはり発病リスクが3倍になります。
逆に楽観的だったり、前向きの性格のほうが認知症の発病リスクは下がります。

性格と認知症の発病がなぜ影響するのか、はっきりした理由はわかりません。
ただ、脳はストレスに弱いので、脳に否定的な負荷をかけると記憶に関係する海馬の神経細胞が減ってしまうことがわかっています。
つまり、ストレスを早く解消したほうが脳には良い訳です。

ご質問の批判的な人が認知症になりやすいのかということですが、物事を否定的に捉えがちになるでしょうから、可能性としては認知症になりやすくなるかもしれません。
ただ、そこで批判をすることでストレスが解消されているのであれば、むしろ脳にはプラスに働くかもしれません。

批判や皮肉をいっても、相手を笑わせるジョークになっていれば、むしろ脳には良いでしょう。いずれにしても、前向きに楽観的に考えていくほうが認知症予防には有利なのです。


★回答:米山 公啓
作家、医師(医学博士)。「米山医院」院長
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