① 液体窒素による凍結
最も一般的な治療法であり、麻酔を必要としません。マイナス196℃の液体窒素を、綿棒かスプレーを使って数秒ほどイボに当て、凍結させます。その後、軽い痛みが1~2日ほど続くことがあります。凍結後は、3週間程度で自然にイボが取れてきます。イボが大きいと1回の治療で取りきれないことも多く、その場合は、追加で2~3回ほど行います。
② 炭酸ガスレーザーによる焼灼
炭酸ガスレーザーは、皮膚の表面を均一に浅く削ることができるため、ほかの方法より綺麗に治すことができます。外用剤の麻酔薬を使用すれば痛みもほとんどありません。術後は肌色の小さなテープで約1週間保護します。
③ 外科的切除
局所麻酔を注射した後に、メスで切ったり電気を用いて焼き取る方法です。1週間程度ガーゼを当てておく必要があり、多少傷痕が残ります。