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カラダ
2022年7月6日

【お悩みQ&A】歳を取るにつれてイボが増えてきた

肌のトラブル

肌の老化


松村圭子
このカウンセリングの回答者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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お悩み


40代に突入し、首や胸元に小さなイボができてきました。以前、同じようなイボが肩にできた際、放っておいたらだんだん大きくなってしまいました。害がなければ放っておこうかと思いましたが、外出時少し気になります。切除した方が良いのだろうかと思案しています。
40代前半
みっちょさん

回答


みっちょさん、こんにちは。40代に入って首や胸元に小さないぼができ、気にされているのですね。実際にいぼを診たわけではないので断言はできませんが、おそらくそのいぼは、「脂漏性角化症」ではないかと思われます。これは30代のころから出現し、加齢とともに増える皮膚の良性腫瘍です。手のひらと足のうら以外であれば、全身の皮膚どこにでもできます。とくに日光が当たる頭や顔に多く見られ、加齢と紫外線が主な原因です。遺伝の影響もあると言われています。

治療法には、下記があります。

@ 液体窒素による凍結
最も一般的な治療法であり、麻酔を必要としません。マイナス196℃の液体窒素を、綿棒かスプレーを使って数秒ほどイボに当て、凍結させます。その後、軽い痛みが1〜2日ほど続くことがあります。凍結後は、3週間程度で自然にイボが取れてきます。イボが大きいと1回の治療で取りきれないことも多く、その場合は、追加で2〜3回ほど行います。

A 炭酸ガスレーザーによる焼灼
炭酸ガスレーザーは、皮膚の表面を均一に浅く削ることができるため、ほかの方法より綺麗に治すことができます。外用剤の麻酔薬を使用すれば痛みもほとんどありません。術後は肌色の小さなテープで約1週間保護します。

B 外科的切除
局所麻酔を注射した後に、メスで切ったり電気を用いて焼き取る方法です。1週間程度ガーゼを当てておく必要があり、多少傷痕が残ります。

基本的に悪性化することはないので、治療をしなくても構いませんが、見た目が気になるようであれば、治療を検討されてもよいでしょう。日常生活での注意点としては、紫外線が原因の一つであるため、外出する際には、日焼け止めや帽子、日傘などを使うことが大切です。

これらのアドバイスが、みっちょさんのお役に立てば幸いです。
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