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カラダ
2023年8月2日

【お悩みQ&A】雨の日に体がだるくなる

その他のヘルスケア

その他


松村圭子
このカウンセリングの回答者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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お悩み


雨の日や、雨の日の前後に体がだるくなる日が多くなりました。去年はそんな風に感じたことがあまりなかったと思うのですが、今年はすごくだるいです。頭痛などはあまり起きませんが、首や肩が張っているような感じがするのと、体がとにかく重い感じがします。低気圧が原因とか、自律神経の乱れだとか耳にしますが、原因がなんなのでしょうか? 自分で治すことはできますか?
20代前半
やなえさん

回答



やなえさん、こんにちは。雨の日やその前後に体のだるさ、首や肩の張りがあり、心配されているのですね。
やなえさんのように、気圧や気温、湿度など気候の変動にともなって起こる不調全般を「気象病」と言います。症状としては、めまい、むくみ、肩こり、倦怠感、関節痛、頭痛など様々で、もともと気分が落ち込みやすい、だるくなりやすい、また、ぜんそくやリウマチなどの持病がある人は、気象の変化によって症状が悪化しがちです。

気象病は、気圧、気温、湿度などの変化に対して体がうまく適応できないことによって症状が悪化します。
私たちの体は、自律神経のバランスによって健康が保たれているのですが、ストレスや不規則な生活習慣などがあると、自律神経のバランスが乱れやすくなり、気象の変化に敏感に反応して症状が起こります。また、気象の変化自体がストレスになって自律神経のバランスが崩れることもあります。最近では、気象の変動が激しくなっていることもあり、不調に悩む人が増えているようです。

セルフケアとしては、まず自律神経を整えることです。ストレス過多、起床・就寝時間が一定しない、睡眠不足、朝食の欠食などは、自律神経が乱れがちになり、症状が悪化しやすくなります。規則正しい生活を心がけ、日頃の食事は糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよくしっかり摂るようにしましょう。

また、事前に天気の変化を知ることで、それに備えることができます。翌日の天気や気圧、週間予報をチェックしておくと良いでしょう。症状がでそうかも、というタイミングでゆっくり休養をとるなど対策を講じることで、不調の予防や改善につなげられます。

気象病は、いわば“天候”というヒトの力ではどうにもできない現象が根本原因。医療機関で治療を行う場合は、それぞれの症状を改善する「対症療法」や、漢方薬での治療が行われます。セルフケアでも改善できない場合は、内科を受診して相談されることをおすすめします。
これらのアドバイスが、やなえさんのお役に立てば幸いです。
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