カラダ
2025年3月5日

【お悩みQ&A】30代後半で過少月経?


お悩み


30代後半になってから、生理中の出血量が変化しました。これまでは5日目までは普通に出血があったのですが、30代後半くらいから、3日目くらいには出血量が少なくなってきているように感じます。月経過多は貧血や他の病気の症状としてあるので、受診を進められると思うのですが、少ないと何か体に影響はあるのでしょうか?
30代後半 ちくわさん


回答


ちくわさん、こんにちは。30代後半になってから、経血量が少なくなってきて心配されているのですね。

一般的に、40歳前後頃から月経の様子が変化してきます
以前に比べて経血量が減る、月経周期や日数が短くなるなどです。この時期より女性ホルモンの「エストロゲン」が少しずつ減少し始めるために、このような変化があらわれるようになります。

日本人女性の平均閉経年齢は、約50歳。いわば、この10年くらい前からすでにカラダは閉経に向かって準備を進めているわけですね。
ちくわさんの場合も、おそらく年齢的な変化と思われます。

ちなみに、経血量が少なくなる「過少月経」は、ナプキンを1日に1~2回交換すれば済むくらい経血量が少ない状態です。この場合は、「無排卵月経」の可能性があり、妊娠を希望する場合は要注意です。

これらのアドバイスが、ちくわさんのお役に立てば幸いです。