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カラダ
2025年4月2日

【お悩みQ&A】過少月経の治療や影響について

月経(生理)

妊活・プレママ


松村圭子
このカウンセリングの回答者
松村圭子
婦人科医。成城 松村クリニック院長。
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お悩み


先日、過去の記事で「過少月経」について読みました。その内容から、もしかしたら自分もそうなのではないか? と思い当たる節がいくつかありました。もし過少月経と診断された場合、治療はどのようなことを行うでしょうか。また、私生活で何か影響は出ますか? 会社員をしながら、スポーツ団体に所属しているため、治療が日頃の練習や大会に影響が出ることが不安です。
20代後半
チネリさん


回答


チネリさん、こんにちは。ご自分が過少月経なのではないかと心配されているのですね。過少月経とは、経血量が非常に少ない状態で、具体的にはナプキンを1日に1〜2回程度交換すれば済むくらいの量です。
過少月経の場合、排卵が起こっていない可能性があります。原因としては、甲状腺疾患や多嚢胞性卵巣症候群などの病気の他、環境的な要因として不規則な生活や過度なストレス、過度な運動、極端なダイエットなどが原因でホルモンバランスが崩れていることが考えられます。

治療についてですが、妊娠を希望する場合と希望しない場合とで異なってきます。
妊娠を希望する場合は、排卵が起こっていない状態であれば、排卵誘発剤で排卵を起こさせる治療を行います。
今すぐの妊娠を希望しない場合は、低用量ピルなどのホルモン治療を行います。低用量ピルを内服すると、経血量が減りますので、逆効果ではないかと思われるかもしれませんが、過少月経の背景にはホルモンバランスの乱れがありますので、経血量を増やすという目的ではなく、ホルモンバランスを整えるという意味で、ホルモン治療を行います。

ホルモン治療は、最初に血液検査でホルモンバランスをチェックしたり、エコーで子宮や卵巣の状態を確認するなどの検査を行った後は、通常1〜3ヵ月に1回程度通院して、薬の処方を受けます。低用量ピルの場合は、飲み始め当初に吐き気や頭痛、不正出血などの副作用が起こることがありますが、次第に治まっていくことがほとんどです。個人差は大きいですが、心配し過ぎることはないでしょう。

これらのアドバイスが、チネリさんのお役に立てば幸いです。
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