ココロ
2019年2月20日

考えを言葉にできない理由とは?頭の中をうまく伝える方法


[目次]

  • お悩み
  • 回答
  • ・じっくり話を聴いてもらう環境が無かった可能性
    ・頭の中の考えを言葉にして、伝えていくには?
    ・あなたは「感情」や「直観」タイプかもしれない
    ・考えを表現できるのは「言葉」だけとは限らない


    お悩み


    「自分が考えていること、頭の中で考えていることをうまく言葉で表現できません。本当はちょっと違うのに、説明することが難しくて、諦めてしまうことも多いです。どんなことをすれば考えを言葉にして正確に伝えることができますか?どんな訓練や勉強をしたら、うまく言葉で表現できるようになりますか?」

    20代前半
    peach07さん



    回答


    peach07さん、こんにちは。
    頭のなかで考えていることを言葉で上手に表現するのができないと感じていらっしゃるのですね。話しながら言いたいことと違うと思っても、それを的確に表現することを難しく感じられて途中で諦めてしまうこともあるのですね。
    これまでpeach07さんが、言いたいことを表現する言葉が見つからずに、とても悔しい思いや、たくさんのモヤモヤを抱えてこられた感じが伝わってきました。

    自分の言いたいことをうまく伝えられないと、自分のことを理解してもらえた感じもされないでしょうし、寂しい思いもされたのではないでしょうか。また、誤解されて悔しい思いをされたこともあったのではないかと思います。つらかったですね。

    ●じっくり話を聴いてもらう環境が無かった可能性

    さて、peach07さんはその状態を何とか変えたいと思っていらっしゃるのですね。そして、どうしたら、うまく言葉で表現できるようになるのかと思っていらっしゃるのですね。

    おそらくpeach07は、これまで自分の考えていることを、時間をかけて話し、それをじっくりと周囲の人に聴いてもらうという環境が無かったのではないでしょうか。例えば、家では良く会話をして、それをちゃんと聴いてくれる人がいたでしょうか?

    「説明することが難しくて、諦めてしまうことも多い」というのを読むと、もしかすると、peach07のご両親はどこかせっかちな感じや、あなたがゆっくり考えているとイライラされたり、怒られたような経験がおありなのではないでしょうか。
    もしそうだとしたら、それはとても怖かったでしょうし、つらかったことと思います。

    子どもは、当然のことながら自分の身体や心の状態を表現する言葉を持たずに生まれてきます。それは、環境のなかで習得していくものです。なぜだかわからないけれど、涙が出て泣いたあとに、「悲しかったのね」と、周囲の人にその状態を言葉にしてもらって、初めてそれが「悲しかったのだ」ということを学んでいきます。
    ですから・・・・・・