ココロ
2017年9月6日

熟年離婚予定の母親。今後の生活は娘が面倒を見るべき?


お悩み


「すみません、相談させてください。
今年55歳の母が離婚することになりました。
母は結婚前に数年ほどの職歴はありますが、以来20数年パートもしていない専業主婦です。さらに体がしんどいので、もう働けないと言っています。母はすぐにお見合いをして再婚すると言っていますが、そんなにうまくいくわけないと思いますし…。
私は東京に出ていて、母は実家(鹿児島)にいます。東京には来たくないらしいし、私の収入で母を養うのも無理があります…。仕送りも限界があります。
母をどう説得すればよいでしょうか。財産もありませんし、少しでも働かないと…。よろしくお願いいたします」

nyannchiさん


回答


nyannchiさん、こんにちは。これまで専業主婦だったお母さんが離婚することになり、また働くことはできないとおっしゃっている状況のなかで、どのように対応したら良いか悩んでおられるのですね。

さて、ご相談文からnyannchiさんの焦りと、将来への不安が伝わってきました。ひょっとすると、お母さんが離婚し、お見合いが上手くいかなかったら、あなたが一生お母さんに仕送りをし、あなたの収入でお母さんを養っていかなければならないのではないかと感じていらっしゃるのではないでしょうか。
そして、それはできないから、少しでも働いてほしいけれど、お母さんは「体がしんどいので、もう働けない」と言っていて、どうにか説得したいと思っていらっしゃるのですね。

●お母さんの人生の責任は…

熟年離婚予定の母親。今後の生活は娘が面倒を見るべき?

ご相談文からは、お母さんの人に対する強い依存心、誰かに養ってもらいたいという気持ちがあるのが伝わってきました。そして、もしかすると、そうしたお母さんの気持ちを受けて、nyannchiさんの中に、あなたがお母さんを何とかしてあげないといけない感じているのではないかと思います。

もし、そんな風にお母さんに頼られ、依存されているように感じていたら、それはとても苦しいことと思います。しかし、突き放すことには罪悪感を覚えるのではないでしょうか。

けれど、お母さんは現在55歳というまだお若い年齢です。あなたにはお母さんの人生の責任を負う必要はありませんし、お母さんの生活の全てを守ってあげる責任は無いということを忘れないでください。

お母さんは、一人の大人の女性として、自分のために離婚をするという結論を出されたのだと思います。これから、どう生きて行くのかを考える責任はお母さんにあるのです。
もちろん、娘としてやってあげられることはあると思いますが、お母・・・・・