ココロ
2017年9月27日

音楽を聞いても映画を見ても感動しなくなった理由は?


お悩み


「最近、音楽を聞いても、ドラマや映画を見ても何にも思わなくなりました。
学生時代は音楽もドラマも大好きでした。好きなアーティストの曲を聴くたびに心が動いて嬉しい気持ちになりました。いつの間にか、何を聞いて見ても感動しなくなりました。新しい音楽も聞かなくなりました。ドラマを見ると、くだらない、と思うようになりました。
これも老化のひとつ…だと思うべきでしょうか?
私は年をとってもずっとワクワクして過ごしたいと思っていたのに…」

★むう★さん


回答


★むう★さん、こんにちは。
昔は、音楽やドラマ、映画などに感動し嬉しい気持ちになっていたのに、気がつけば何にも感動しなくなってしまったご自分の変化にガッカリし、それを受け容れるべきかと思っていらっしゃるのですね。

さて、ご相談文からは、あなたのココロが「白けた感じ」「乾いた感じ」になっているのが伝わってきました。イメージでいうと、色がなく、水分が足りない感じと言えるでしょうか。
ひょっとすると、毎日を平坦で、意味がなく、退屈な感じで過ごしていらっしゃるのでしょうか。世界から“キラキラ”や“ワクワク”が無くなってしまったように感じていらっしゃるのですね。

「これも老化のひとつだと思うべきか」というご質問ですが、これは必ずしも年齢を重ねた結果だけとはいえないと思います。
では、あなたが映画や音楽、ドラマなどに感動できなくなってしまった理由をいくつか考えてみたいと思います。

●ドライになったあなたに必要な水分は「涙」かもしれない


音楽を聞いても映画を見ても感動しなくなった理由は?

まず、ドラマを見て「くだらない」と思われていることから伝わってきたのは、「共感できない感覚」と「意味が感じられない感覚」です。
ドラマの世界からすごく隔たりを感じていらっしゃる、「自分には関係ない」というような感じがあるのだと思います。そして、もしかするとそこには、ドラマの世界に対する怒りのようなものあるのではないかと感じました。

そこで、あなたにとって「ドラマの世界」とはどんな世界なのかを、少し考えて見てください。ドラマによって描かれていることは・・・・・