ココロ
2018年4月18日

心理学で見る遅刻のメカニズムと、遅刻癖を直す3つの方法

コンプレックス

お悩み


「私は、自分のいい加減でルーズな性格に悩んでいます。遅刻ばかりします。何度注意されても、何度心の中で反省しても、遅刻ばかりします。朝起きるのがとても苦手なため、仕事に遅刻したりギリギリになることが多いです。休日は午後や昼のお出かけのトキは、ギリギリまでSNSやテレビを見たりして結局準備が遅くなってしまい、待ち合わせに遅刻するということが多いです。どうしたら直るのでしょう」

紅桜さん



回答


紅桜さん、こんにちは。
度重なる注意や反省にもかかわらず、仕事に遅刻してしまったり、ギリギリになってしまうことが多く、どうしたら直るだろうかとお悩みなのですね。
何度も同じことを繰り返してしまうと、自分自身にがっかりしますし、落ち込みますね。また、周囲の人に迷惑をかけてしまったり、あなたへの評価にも良い影響を与えないかもしれませんので、何とかしたいお気持ちはとてもよくわかります。

さて、待ち合わせや約束の時間に遅れてしまう遅刻癖で悩んでいる方は、もちろん紅桜さんだけではなく、世界的にもたくさんいます。たくさんの人が遅刻してしまうことに悩み、なぜそれが起きるのかという研究も進んでいます。
そこで、そうした心理学の研究ののなかで、近年わかってきた遅刻のメカニズムを一緒に見てみながら、対策を考えてみましょう。

●心理学で見る遅刻のメカニズム。遅刻する人の特徴とは?



まず、紅桜さんは、ご自分のことを「いい加減でルーズな性格」と表現されていますが、別の言い方をすると、これは「のんびりした性格」でもあるのだと思います。心理学では、こうしたのんびりした方の性格を「タイプB」と呼びます。
これと反対なのが、「タイプA」と呼ばれ・・・・・


★回答:
臨床心理カウンセラー。国際基督教大学心理学卒業。