ココロ
2018年5月2日

やめたいのに…スマホ依存(中毒)の原因と抜け出すためのヒント

依存

お悩み


「こんにちは。スマホへの依存を何とかしたいです。寝る前までいじるのはもちろん、トイレに行くときも料理するときも肌身離さずという感じで、スマホを持っていないと不安になります。仕事中もデスクの上に置いています。明らかにスマホ依存だと思います…。
以前はSNSにハマって、今はちょっとしたゲームやネットサーフィンにハマっています。
タイマーみたいアプリを試してみたけど、ダメでした。体にも症状が出ていて、眼精疲労と猫背がひどいです。
スマホ依存をやめて、適度に使えるようになりたいです。どうすればいいですか?」

kyaramiさん



回答


kyaramiさん、こんにちは。
常にスマホをいじってしまったり、スマホを持っていないと不安になってしまい、ご自分がスマホ依存になっているのではないかと心配されているのですね。カラダにも気になる症状が出てきていて、このままではいけないのではというkyaramiさんの焦りのようなものが伝わってきました。
自分で自分をコントロールできない感じがするのは、落ち込みますし、不安になりますね。

さて、依存という言葉が出てきましたので、そもそも依存とは何かということを考えてみたいと思います。

●そもそも「依存」「スマホ依存」とは?



本来、「依存」という言葉は、アルコール依存、タバコ依存など、アルコールやニコチンなどの物質から得られる肉体的な作用に対して、依存状態に陥り、自分の意思ではそれをコントロールできなくなってしまう状態のことを意味します。
また依存症には、それが抜けていくときに、イライラして落ち着かない、手指がふるえるなどの離脱症状と呼ばれる症状もあります。

一方、DSMと呼ばれる精神医学界の診断基準では、インターネットや、ネットゲームへの依存については、「依存」ではなく「嗜癖(しへき、英:アディクション、Addiction)」という言葉が使われています。

では、アディクションはどういうことかというと・・・・・


★回答:
臨床心理カウンセラー。国際基督教大学心理学卒業。