ココロ
2018年7月18日

集中すると息が止まる…無意識に呼吸を止める癖の正体は?心の病気?

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「ふと気が付いたとき、苦しくなったとき、息をしていなかった自分に気がつきます。昔からなぜか無意識に呼吸を止めてしまっています。最近は、一生懸命なとき、考えごとをしているとき、焦っているときに多いかなと思います。
これなんでなんですか?自分でもなんで息を止めるのかわかりません。これは心の病なんでしょうか?体の病なんでしょうか?なんとかしたいです」

20代後半
きーゃんさん



回答


きーゃんさん、こんにちは。
最近、ご自分が様々な場面で息を無意識に止めてしまっていることが多いことに気づき、理由も分からないし、何かの心の病いなのではないかと心配されているのですね。自分がそのような行動を知らずにしていると気付いて、とても驚き、戸惑っていらっしゃる様子が伝わってきました。

まず、結論から言いますと、これはとても正常な身体反応で、誰でもがやっている普通の行動ですので、決して心の病気でも、体の病気でもありません。

では、なぜ私たちが、知らず知らず息を止めてしまうのか一緒に考えてみましょう。

●呼吸を止める癖には、自律神経が関わっている


きーゃんさんは、「一生懸命なとき、考えごとをしているとき、焦っているとき」に息を止めていることに気付かれたのですね。「一生懸命なとき、考えごとをしているとき」は、言い換えれば「何かに集中しているとき」と言えるでしょう。
また、「焦っているとき」は、「ストレスを感じているとき」あるいは「危険を感じているとき」と言えるかもしれません。

では、なぜ私たちが集中するとき・・・・・


★回答:
臨床心理カウンセラー。国際基督教大学心理学卒業。