ココロ
2018年10月17日

仕事のことが頭から離れない。ストレスに気がついてない状態かも


[目次]

  • お悩み
  • 回答
  • ・ココロとカラダのつながりが途切れているかも
    ・カラダが緊張で固まっていませんか?
    ・副交感神経にスイッチを切り替える方法


    お悩み


    「仕事が休みの日でも、仕事のことが頭から離れなくて、疲れがとれません。胃も頭も痛いし、深く眠りたいけど、頭から仕事が離れず、夢にも出ます。起きても疲れがとれてなくて、それがしんどくて、毎日出勤前には吐き気がします。
    でも、職場ではそんなにストレスは感じてないはずです。以前は人間関係などでいろいろありましたが、最近は仕事も楽しいと思っています。どうしてなのでしょうか」

    20代後半
    プチレナさん



    回答


    プチレナさん、こんにちは。
    休日もお仕事のことを考えてしまうし、休んでも疲れが取れない感じがされているのですね。また夜も深く眠れず、起きても疲れが取れていない状態で、出勤前には吐き気も感じていらっしゃるけれど、職場でそれほどストレスを感じているわけではないし、仕事も楽しいと思っているし、なぜだろうとお悩みなのですね。疲れが取れないのは、とてもおつらいですね。

    さて、ご相談文から伝わってきたのは、プチレナさんの困惑です。精神的にはそれほどストレスを感じている状況ではないのに、なぜこんなに体の不調が続いているのだろうと原因がわからず、お困りなのではないかと思います。

    ●ココロとカラダのつながりが途切れているかも



    ご相談文を読んで感じたのは、プチレナさんのココロとカラダのつながりが途切れてしまっている感じです。
    ひょっとすると、プチレナさんには、「こんなことは大したことはない」「これくらい平気」「これくらい誰にでもある」「自分は平気」というような、ご自分の気持ちを「ディスカウント(気持ちを小さく見積もってしまうことです)」してしまったり、押しやったり無いことにしてしまったり、誰にでもあることだと合理化してしまうクセはないでしょうか。

    あるいは、「精神的なストレスを感じることは弱いことだ」「精神的に弱いことはダメなことだ」「強くないといけない」というような思い込みはないでしょうか。

    もし、上述のようにご自分の気持ちを無視したり小さく見積もるクセ、あるいは「精神的にストレスを感じるのは弱い人間がすることだ」というような思い込みをお持ちだと、ご自分の感じていること、つまりココロと、それを感じているカラダの間に断絶ができてしまいます。

    そんなふうにココロとカラダの間に断絶が起きていると、実際に感じていらっしゃる精神的なストレスを軽視したまま、頑張りすぎてしまうことがあります。そして、そんなふうに自分でも気付かないうちに頑張りすぎてしまうと、カラダにも疲れがたまってしまいますよね。

    ご相談文の、「休みの日も仕事のことが頭から離れない」「睡眠障害」「全身の倦怠感・疲労感」「胃痛」「頭痛」といったことを考えますと、軽いうつ状態に近い・・・・・・