レシピ・食事・栄養
2018年5月27日

薬味だけじゃもったいない! 青じそ(大葉)の栄養と爽やかなレシピ

食材別レシピ・栄養知識

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いよいよ暑い時期に突入です。これからの時期に旬を迎える「青じそ(大葉)」には、強い防腐作用があり、食中毒予防にも効果があります。
今回はしそについて栄養とレシピをご紹介します。


そもそもシソとは? 大葉とは違う?


「しそ(紫蘇)」は、原産国は中国ですが、今では和風ハーブとして日本料理に欠かせない食材になっています。
シソは、「赤じそ」「青じそ」と大別されます。
また、「大葉」とは、青じその別名で、青じそを葉の形状のまま香味野菜として使用する場合の呼称です。

それでは、赤じそと青じその簡単な特徴について解説しましょう。

●赤じその特徴



初夏が旬です。青じそと違い、生のまま料理に用いられることは通常ありません。青じそよりあくが強く、えぐみが口に広がるので、生のままではあまりおいしいとはいえません。青じそのように通年出回ることはなく、市場に出回るのは梅干しをつける6月~7月となります。梅干しに漬けられる他、乾燥させた「ゆかり」でおなじみです。

●青じその特徴



香りも強く、赤じそと比べて高い栄養価があります。温室栽培されているため、通年安定して出荷されています。
一般的には薬味として生で利用されることが多いのですが、薬味だけではもったいないくらいの栄養を含んでいます。

続いては、青じその栄養について詳しくお伝えしましょう。


青じその栄養


(1)β-カロテンが豊富

100g中に11000μgと多く・・・・・


弥冨秀江先生
★執筆:
(株)ヘルスイノベーション代表・東京都出身。
女子栄養大学卒;管理栄養士・産業栄養指導者・女子栄養大学生涯学習講師。