レシピ・食事・栄養
2019年3月11日

春は苦みをプラス!大人味「春の山菜」で体のスイッチを切り替えよう


[目次]

  • 「春の皿には苦みを盛れ」って何?
  • なぜ苦みを取り入れて方が体にいいの?
  • 美容にもいい!?春の山菜の栄養
  • いろいろな春の山菜料理で春の体づくりをしよう


  • 日増しに暖かくなり、いよいよ季節も春に近づいてきました。スーパーなど店先に春の山菜が多く並び始める季節でもあります。最近は通年出回っている野菜が多く、季節感がなくなってきていますが、春ならではの野菜=山菜が出回るのは、今の時期だけと言えます。
    今回は、優れた栄養を持つ野菜「春の山菜」について、取り上げていきたいと思います。


    「春の皿には苦みを盛れ」って何?


    「春の皿には苦みを盛れ」ということわざがあるのをご存知でしょうか?ここでに苦みは、春独特の野菜、いわゆる山菜を指し、「春には春の独特の食材を食べましょう」という意味が込められています。
    このことわざから連想されるものと言えば、「七草がゆ」でしょうか。早春に芽吹く七草が邪気を払い、無病息災を祈るため、年初めの1月7日に食べるのが「七草がゆ」です。


    なぜ苦みを取り入れて方が体にいいの?


    人は、冬には寒さから身を守るために、体内に栄養を蓄えて乗り切ります。そのため、冬は脂肪などをため込みやすい時期でもあります。しかし、気温が上がり春になると、新陳代謝が活発になり、冬の間にため込んだ脂肪や老廃物が排せつされ、春に合わせた体へと変化します。冬の体から春の体への移行を助けるのが・・・・・