レシピ・食事・栄養
2019年4月22日

お酒と上手に付き合おう|アルコールの適量と楽しく飲むためのルール

食材別レシピ・栄養知識

今やお酒を飲む方は、総人口のおおよそ70%以上と言われています。男性の飲酒人口はやや減少している割に、女性の飲酒者が増加傾向にあるとも言われています。
皆様も、友人、会社仲間、家族などお酒を飲む機会もあるのではないでしょうか。

お酒の歴史は、語りつくせないほど古く、最古と言われているのが、果実酒です。とくにワインは紀元前4000年、次にビールで紀元前3000年と記録にあるようです。
日本では、奈良時代からで、庶民が自由に飲めるものではなく祭礼、正月、慶事などの際に飲むものでした。現在も神前へのお供えや結婚式の三々九度などにその風習が残っています。
お酒は昔から「百薬の長」言われ、最近ではワインの美容効果、健康効果も注目されています。また、逆に食事指導の現場では、お酒についての問題を抱えている人も少なくありません。

今回はそんなお酒について、良い点、注意したい点についてお話しましょう。


[目次]

  • 製造方法で分類したお酒の種類
  • お酒に強い人・弱い人ってどんな人?
  • お酒が身体に及ぼす4つの悪い影響
  • お酒を正しく飲むための8つのルール
  • お酒の適量って、どのくらいなの?
  • 楽しく飲もう!お酒と相性の良いおつまみ
  • 適量を守って上手にお酒と付き合おう


  • 製造方法で分類したお酒の種類


    お酒は、製造方法の違いから大きく2つに分類できます。

    ●醸造酒

    ・種類

    ビール、日本酒、ワイン

    ・製造法

    原料を酵母としてアルコールを発酵させる方法で作られます。ビールは麦、日本酒は米、ワインはブドウが原料になります。

    ・特徴

    糖分を含むアルコールになります。比較的アルコール度数が低めになります。

    ●蒸留酒

    ・種類

    焼酎、ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、テキーラ、ラム、ジン

    ・製造法

    原料を発酵させてできた醸造酒をさらに蒸留して作ります。

    ・特徴

    糖分が含まないアルコールになります。アルコール度が高いお酒になります。


    お酒に強い人・弱い人ってどんな人?


    お酒の強さは、性別・・・・・・