レシピ・食事・栄養
2019年12月9日

根菜の栄養と効能!大根・かぶ・人参・れんこん・ごぼう


今年も寒い寒い季節「冬」の到来です。今や季節に関係なく店頭にはさまざまな野菜が並んでいますが、寒い毎日を乗りきる為に体を温め、すぐれた栄養素をたっぷり含んでいる新鮮な冬野菜を食べることをぜひおすすめしたいと思います。
そこで今回は、冬に旬を迎える根菜を取り上げたいと思います。


[目次]

  • 根は淡色野菜、葉は緑黄色野菜「大根」「かぶ」
  • 根菜の中で、唯一の緑黄色野菜 β-カロテンの宝庫「人参」
  • 根菜の中でも唯一ビタミンCをしっかり含む「れんこん」
  • 食物繊維、ポリフェノールがたっぷり「ごぼう」


  • 根菜は、土の中で育つ野菜です。気温が下がってくる秋から冬にかけて旬を迎え、成長もゆっくり、じっくり時間かけて育っていきます。おいしいだけでなく、大地の恵みをたっぷり蓄えて優れた栄養を含む野菜と言えます。

    今回は根菜のなかでも「大根」「かぶ」「人参」「ごぼう」「れんこん」、皆様もよくご存知の代表的な5つの根菜について紹介していきましょう。 それぞれ、いろいろな特徴を持ちます。


    根は淡色野菜、葉は緑黄色野菜「大根」「かぶ」


    根は淡色野菜、葉は緑黄色野菜「大根」「かぶ」
    根には、胃腸の働きを整え消化を助ける消化酵素を含みます。根の先端、皮のそばのほうが、酵素活性が強いといえますので、皮ごと生で使うのがおすすめです。

    葉の部分には、根には少ない鉄、カルシウム、β-カロテン、ビタミンC、食物繊維を含みます。がん予防、生活習慣病予防、骨粗鬆症、貧血予防と幅広い作用を持ちます。葉の栄養も逃さず食べてください。

    ★選び方
    根は表面に傷がなく、つやつやした物を選びましょう。葉は色むらがなく、色も濃くまっすぐなものが良いです。


    根菜の中で、唯一の緑黄色野菜 β-カロテンの宝庫「人参」


    根菜の中で、唯一の緑黄色野菜 β-カロテンの宝庫「人参」

    人参は美容と健康に不可欠な、強い抗酸化力を持つβ-カロテンを含みます。がん、心臓病、動脈硬化の予防、粘膜の強化などに有効な成分です。
    β-カロテンは皮のそばにより多く含みますので、皮ごと料理に使うことをすすめします。
    中サイズ1/2本で・・・・・・