日本人の宿命？もはや国民病「腰痛」

現代病と言われる腰痛。「厚生労働省2015年国民生活基礎調査」によると、総人口の1/4にも及ぶ約2800万人が腰痛症に悩まされていると言われています。ぎっくり腰のようにある日突然激しい痛みに襲われる場合もあれば、デスクワークや立ち仕事などで日々痛みが積み重なる場合もあります。
症状や原因はさまざまですが、腰の痛みはQOL（生活の質）を大きく低下させますので、日頃から予防や改善ができたらいいですよね♪

そこで、今回は、もはや、日本人なら誰もが一度は経験すると言っても過言ではない「腰痛」について、予防･改善のポイントやエクササイズをお話ししていきます。

つらい腰痛の原因

一口に「腰痛」と言っても、その原因はさまざまで、大きくは「特異的腰痛」と「非特異的腰痛」に分けられます。

●特異的腰痛

特異的腰痛とは、痛みの原因となっている疾患を明確に特定できる腰痛のことです。問題のある箇所によって、
�@脊椎（背骨）に問題がある場合
�A神経が圧迫されている場合
�B内臓（腎臓や子宮など）に問題がある場合
の3つに大別されます。
中年以降の人によく見られる「椎間板ヘルニア（ついかんばんへるにあ）」や「脊柱管狭窄症（せきちゅうかんきょうさくしょう）は、この特異的腰痛の�A神経圧迫によるものです。

●非特異的腰痛

これに対して、非特異的腰痛とは･････