ビューティ・ファッション
2018年1月21日

お肌のことを真剣に考えた!かずのすけプロデュース化粧品がすごい

スキンケア

美容女子が注目する人気ブロガー“かずのすけ”さん。


化粧品成分の解説だけでなく、その知識を活かして化粧品のプロデュースも行っています。今回は、どういったことをポイントにプロデュース化粧品を制作されているか、また、かずのすけさんが提唱するスキンケア法「オフスキンケア」について詳しく伺いました。

[目次]


かずのすけプロデュース化粧品のコンセプトは?


- かずのすけさんプロデュースの化粧品も人気ですが、どういった点を意識した化粧品なのでしょうか?

プロデュース化粧品も先ほど本についてお話ししたことに似ていて、“極力無駄なモノを徹底的に排除すること”を基本として考えています。

化粧品って「○○成分配合」とか、「こういう保湿成分が入っていてしっとり感があるよ」とか、「有効成分配合で美肌効果がある」とか…。イメージ的なモノはあったほうが多分いいとは思いますが、実際のところ、化学的に見れば何かが“いる”より“いない”ほうが安全なんですよ。

美容成分とはいっても化学成分の塊ですので、人によって合う合わないってのは絶対発生しますし、Aの方には有用なモノもBの方には不要物だったなんてこともあるんです。

だから、僕の化粧品は全部無香料。香料は入れてないし、植物エキスのようなエキス類も入ってないし、美容成分も厳選したものを最低限しか入れません。何でもかんでも放り込んだりしないです。

世の中には20個くらいずらっと美容成分が入っている物もありますが、中を見てみると、「これとこれってケンカするよね…」みたいなものがあるんです。そういうことが僕のものではないようにしたいと。


徹底的にシンプルな「オフスキンケア」って?


あと私が提案しているスキンケア法があって。「オフスキンケア」って名前なんですけど。

- 詳しく教えてください!

「オフスキンケア」なんて名前だから、スキンケアやめなさいっていうイメージに取られることもあるんですが、実際は違って、基盤にあるのは洗顔料。私は洗浄剤が専門なので、洗顔料の洗浄力を調節するというスキンケア法です。

■肌荒れは“○○しすぎ”が原因

肌荒れは“○○しすぎ”が原因
乾燥肌やニキビとかの肌荒れに悩む人って8割方、洗い過ぎなんです。洗顔料ってどうしたって刺激物なんですよ。

界面活性剤の中でも、陰イオン界面活性剤というマイナスの静電気を持っている界面活性剤。これを使った洗顔料って泡を出すタイプですけど、これはたとえ「低刺激」と書いてあってもどうしたって刺激があります。「無刺激」ではないんです。

「石けん」は一番有名な陰イオン界面活性剤ですが、アルカリ性の洗剤なので洗浄力が凄く高いし、肌への負担が結構あるんですよ。数ある洗浄剤の中でも特に洗浄力の高い洗剤です。大半の人には問題なく使えても敏感肌とかアトピーの人には強すぎますね。

女性なんか特に、スキンケアアイテムのカウンター越しにお姉さんから「朝晩2回洗顔してね」と言われるものだから、こんなに強力な洗剤でゴシゴシ毎日顔を洗う。そりゃあ乾燥しますよね…(苦笑)

大体、女性って脂の分泌量が男性の半分くらいなのに、そんなに頻繁に洗う必要ないんですよ。洗顔量を使うのは1日に1回でいいんです。

それなのに多くの人が洗い過ぎているから、「肌断食」という洗顔料を使わずにお湯洗顔のみ、スキンケアはワセリンのみ…といった過酷な“やめましょうスキンケア”が流行ってます。

■肌断食は治療であって美容じゃない


実際に・・・・・