お悩み

「最近アルコールの量が増え、仕事から帰ると必ずお酒を飲みます。
家にお酒がないと帰りに買って買った分だけ飲んでしまいます。

最近はアルコールと一緒にたばこも吸わないと寝る気がしません。
けれど、アルコールを飲んで寝ると、悪夢を見るようにもなりました。

また、体の調子も思わしくなく、夜中に何度か目が覚めたり朝はダルかったりします。
よくない事とはわかっているんですが、なかなかやめられません。

もうどうしたらよいのか分からないです。
何かよい解決方法はないでしょうか??」

回答

pisaさん、こんにちは。
アルコールとたばこに、依存的になっている気がして、心配だけれどどうしたらよいのか分からずにお悩みなのですね。
不安になりながらも変えることができない状態は、おつらいですね。

さて、ご相談文からだけでは、pisaさんがアルコールとたばこの依存症なのかどうか判断する事はできません。
けれど、もし今は依存症でないとしても悩んでいらっしゃるわけですし、必要な知識を得て、早い段階で予防するに越した事はないと思います。

●お酒とたばこ、どちらの依存症にも共通していること

アルコールもたばこも、ゆっくりとですが慢性的に進行します。
そしてココロとカラダにダメージを与えるだけでなく、家族や友人との関係が悪化したり、仕事を失ったりする社会的なダメージを受ける可能性もあるのです。

アルコールとニコチン、どちらの依存症にも共通していることは、自制心や意志だけでやめるのは難しいという事です。


その理由は、どちらも脳細胞や身体に影響を与える依存性物質が含まれているからです。

ですから、やめるためには、自分だけでどうにかしようとするのではなく、専門家の助けを借りてください。現在は研究が進み、医師や心理学者、行動科学の専門家が開発した有効な治療法を行っている専門外来など、多くあります。

●「やめる」という決心が熟成するには

そう言われても、今のpisaさんの状態では、「じゃあ病院に行ってみよう」という気にはなれないかもしれませんね。それも無理のない事です。
実は･････