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ココロ
2018年10月31日

私はひねくれ者?褒められるのが嫌い、嬉しくない心理

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このカウンセリングの回答者
五味佐和子
臨床心理士。カウンセリングルーム Helix Centre 代表。https://helix-centre.com
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●「普通であることの勇気」が必要



もし、上記のことがてはまるとすれば、それはとてもつらく、苦しい状態だと思います。アップルティーさんの中に、「人よりものすごくダメな自分」と「人より勝ったすごい自分」という両極の自分のイメージが二つに分断されて存在しているのではないでしょうか。

実は、こうした「高い理想的自己イメージ」と「低い自己肯定感」の間で、分断されて苦しい思いをされている方も、少なくありません。そんな方にとって大事なことは、「ほどほどの自分を認める」ということです。

アドラーという心理学者は、これを「普通であることの勇気」と呼びました。人はみな、力を求めて「人より優れていること」を望んだり、あるいは、「人とは違う特別であること」を求めます。逆に言うと、「ほどほどの自分」「普通な自分」を認めるということは、とても勇気の要ることなのです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、歩けないのが普通で、そこから何千回と練習するなかで歩けるようになるのが普通のことですよね。この「最初は分からない、最初はできないところから、努力や練習や継続によって少しだけできるようになる」というのは、とても普通のことです。
「最初はできない自分」であることを認めること、それと同時に「努力して少しだけできるようになった自分」を、その少しの成長や変化をちゃんと認めてあげること、どちらもとても簡単なようで難しいことかもしれませんね。そして、そのどちらも、「ほどほどの自分」を認めることには必要なことです。

最後に、「私はひねくれ者ですか?」というご質問ですが、私はそうは思いません。ただ、そこには苦しみがあると思います。アップルティーさんの苦しみが上述の二つの両極の分断から来ているのだとしたら、勇気を持って「ほどほどの自分」を受け容れられるかどうか、試してみてくださいね。

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